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沖縄の自然シリーズ最新刊「沖縄の鳴く虫」について
鳴く虫とは、オスが左右の前翅に、「発音器」というこすり合わせて音を出すための構造を持つ、キリギリスやコオロギの仲間のことです。鳴くのは基本的にオスで、主な目的はメスを呼ぶため。種類ごとに特有な声で鳴きます。ちなみにセミは、おなかの中の発音筋を振動させて音を出すため、鳴くしくみは全く異なります。
沖縄は温暖な亜熱帯なので、冬でも鳴く虫の声を聞くことができる上に、春、夏、秋のそれぞれの季節に合わせて鳴き出す種類もおり、さらに本土では見られない熱帯系の種類が多いことなど、国内でも"鳴く虫の観察に適した地域"なのです。しかし県内では、これまであまり鳴く虫は注目されて来ませんでした。
本書では身近に見られる種類や、沖縄ならではの鳴く虫など、県内に生息するおもな鳴く虫「50種」を美しい生態写真で紹介。また付録に48種の鳴き声を収録した"県内初のCD"がついています。
鳴く虫たちは姿は見えなくとも、鳴き声でその存在を私たちに知らせてくれます。ぜひ本書を手に、家の周りや野山での"音の自然観察"へ出かけてみて下さい。
◎おすすめの鳴き声
CD/NO.2 「オキナワキリギリス」
※沖縄の鳴く虫では最も体が大型の部類に入る。6〜9月にかけて昼夜とも
「チョン、ギィーッ!」と、よくとおる声で鳴く、夏の鳴く虫。本島北部に多い。
CD/NO.31 「 オキナワマツムシ」
※「チン、チン、チロリン」という澄んだ音色は、日本の秋の鳴く虫を代表するもののひとつ。
恩納村以北の海岸線で9〜11月にかけて、夜間、多数鳴き声が聞けることは、あまり知られて
いない。
CD/NO.32「リュウキュウサワマツムシ」
※沖縄の鳴く虫の中でも"美声"の呼び声が高い。本土では見られない熱帯系の種類で、
山地の沢沿いの林内に棲む。5〜12月にかけて、夜の山原の沢すじには本種の声が響き
渡る。
CD/NO.48「フトアシジマカネタタキ」
※久米島に分布する、一風変わったカネタタキ。「チン、チリリリリ…」という、澄み切った
鳴き声は、国内のカネタタキ類中もっとも美しく、心が洗われるよう。
★自然シリーズ最新刊「沖縄の鳴く虫」は県内各書店にて好評発売中!!

